沖縄剛柔流空手道

沖縄剛柔流空手道オキナワゴウジュウリュウカラテドウ

流祖:宮城 長順

沖縄剛柔流空手道について

琉球(現在の沖縄県)には古くから伝わる「手」(ティー)と称する徒手空拳が伝えられ、那覇の地域を中心に発達した手を「那覇手」(ナハティー)と称されるようになった。

東恩納 寛量 先生は那覇手の先賢者とも言われ、東恩納 先生の高弟に宮城 長順 先生がおられ、後の沖縄剛柔流空手道の創始者である。甲斐 国征 先生は空手発祥の地沖縄での修行を求めて渡航し、宮城先生の弟子である宮里 栄一 先生、伊波 康進 先生に師事した。

仲宗根 朋成は2012年、初代館長 甲斐 国征 先生に師事し、2013年から沖縄剛柔流空手道を学び始める。2015年11月23日、沖縄の沖縄市民会館にて沖縄県伝統空手国際交流演武大会(沖縄県空手道連合会創立25周年記念)が開催され、大ホールのステージにおいて、仲宗根 朋成は『一百零八手(スーパーリンペイ)』、甲斐 国征 先生は『十三手(セーサン)』の演武を同時に行った。

沖縄剛柔流空手道の特徴は、「物理的に叶った円運動」と「腹式呼吸を用いた気息法による、内臓諸器官の強化鍛錬」である。

沖縄剛柔流空手道
三十六手(サンセール)
2025年3月1日

沖縄剛柔流空手道系譜

沖縄剛柔流空手系譜

(参考文献・引用)

  • 沖縄伝剛柔流空手道 / 宮里 栄一
  • 正伝沖縄剛柔流空手道技法(第三刷) / 甲斐 国征